お茶のルーツを探る!中国茶の歴史と基本の6大茶とは? | CONSENT

お茶のルーツを探る!中国茶の歴史と基本の6大茶とは?

中国茶

もう20年以上前の話ですが、仕事でよく中国に行く機会があり、初めて中国に行った時に思ったのは、「みんな本当にお茶が好きなんだ」ということでした。

ほとんどの人が、フタ付きのガラスのビンにお茶の葉を入れ、そこにお湯を注ぎ、お茶の葉を入れたままお茶を飲むのですが、その様子が新鮮でもあり不思議な感じがした記憶があります。

今回は、そんな中国の人たちとは切っても切れない中国茶についてご紹介していこうと思います!

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中国茶の歴史

「中国ではいつの時代からお茶がの飲まれているのかな?」と疑問に思いませんか?

それは紀元前2700年頃、今から4000年以上前に煎じ薬として飲まれていたという神話(史実ではなくあくまで神話、伝説です!)もある程歴史が古く、まさに中国4000年の歴史とともにお茶も発展してきたと言えるのではないでしょうか。

そんな中国茶の歴史を振り返ってみたいと思います。

古代~唐代

紀元前59年、前漢時代の詩人王褒(おうほう)によって記された僮約(どうやく)という当時の社会生活を表す戯文の中で「お茶」という言葉が出てきます。

史実としてはこれが最も古いと言われています。

その後三国時代(220年~265年)、日本でもおなじみの「三国志」の時代ですが、お茶はショウガ、ネギなどを混ぜて、お茶というよりはスープに近い感覚で飲まれいたようです。

唐代(618年~907年)に入ると、お茶を飲む習慣が一般的に広がったと言われています。世界最古のお茶の本「茶経(ちゃきょう)」が書かれたのもこの時代です。

ただ、当時のお茶は今のようなお茶の葉でお茶を淹れるのではなく、「餅茶(へいちゃ)」と呼ばれる、乾燥した固形物のお茶でした。

宋代~明代

宋代(960年~1279年)では、お茶は一般庶民にまで広がりを見せ、娯楽の一部として楽しまれていたようです。

日本の抹茶のように、粉状にしたお茶をそのまま茶碗入れ、お湯を注いでかき混ぜて飲むようになったと言われています。

また、お茶の製法も変化し、それまでの「餅茶(へいちゃ)」から「団茶(だんちゃ)」と呼ばれる固形茶に変わりました。

明代(1368年~1644年)に入ると、朝廷に献上するお茶が、「団茶(だんちゃ)」から「散茶(さんちゃ)」いわゆる葉茶へと変わったことで、中国各地でお茶が生産されるようになり、ますますお茶文化が発展していきます。

清代~現代

清代(1644年~1912年)に入ると中国のお茶の文化の最盛期を迎えます。お茶の葉、お茶の道具もほぼ完成し、現在のような香りを楽しむお茶の楽しみ方が、中国全土に広がったと言えます。

日本で最も有名な中国茶「烏龍茶(ウーロンチャ)」も、この時代に福建省で開発されました。

こうして現在まで中国のお茶文化は脈々と受け継がれ、いまでは世界中の人々から愛されるものとして存在しています。

中国茶の基本6大茶

1000種類以上の銘柄と、豊富なバリーエーションで知られる中国茶ですが、発酵の度合いや、水色(すいしょく)によって、6種類に分けられます。

1.緑茶(リュウチャ)・・・無発酵

中国茶全体の60%以上の生産量があり、一番多いのが緑茶です。日本の緑茶と比べると、渋みも弱く、さっぱりとした味わいです。

2.白茶(パイチャ)・・・弱発酵

生産量は少なく、日本ではあまり手に入らないお茶です。果物のようなほのかに甘い香りが特徴です。

3.黃茶(ファンチャ)・・・弱・後発酵

歴史のあるお茶で、製造工程に時間がかかり丁寧に作られるので、上品な味わいと、乾いた果物の香りが特徴です。

4.青茶(チンチャ)・・・半発酵

発酵度の度合いによって、味に違いがでやすいお茶です。誰もが知っている「烏龍茶(ウーロンチャ)」もこの青茶の一つです。さっぱりとした飲み口が特徴です。

5.紅茶(ホンチャ)・・・全発酵

世界で飲まれている紅茶のルーツです。一般的な紅茶と比べると、あまり渋みが無く、甘くフルーティーな香りが特徴です。

6.黒茶(ヘイチャ)・・・後発酵

古いものほど価値があるお茶です。脂肪を分解する働きがあり、古いものほど価値があるお茶です。代表的なお茶としてはおなじみのプーアル茶です。

以上が、中国茶を知る上で基本となる7つのカテゴリーです。

まとめ

烏龍茶(ウーロンチャ)やプーアール茶、といった普段よく口にするお茶だけではなく、数え切れないくらいの種類がある中国茶ですが、最近は中国茶専門店も増えてきて、より身近な存在として中国茶を感じることができるようになったと思いませんか?

今回ご紹介した中国茶の歴史や、基本のカテゴリーを知ることで、今まで以上に中国茶を楽しんでいただけたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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