韓国で行われている水泳世界選手権の女子高飛び込みで、荒井祭里選手が決勝進出を決め、2020年の東京オリンピック出場に内定しました。
女子選手としては「内定第1号」で、同じクラブに所属していた男子シンクロ板飛び込みの「東京五輪内定1号」の寺内健選手に続き、東京オリンピックに揃って出場することになります。
今回はその二人を指導する馬淵嵩英コーチにスポットを当て、「荒井祭里のコーチ馬淵崇英の経歴は?瀬戸大也の妻馬淵優佳の父親!」のテーマで、お伝えしたいと思います。
馬淵嵩英コーチの経歴
飛び込み18歳荒井祭里が東京五輪内定…女性第1号#世界水泳https://t.co/8LWYqJ4JEp
— 日刊スポーツ (@nikkansports) July 16, 2019
馬淵嵩英氏は1963年中国の上海で生まれ、小学校6年生の時に飛び込みの競技を始めますが、世界でトップクラスの中国選手の中ではなかなか目がです、19歳で引退し指導者としての道を歩み始めます。
語学留学のため1988年に来日し、その翌年1989年に飛び込みの元オリンピック代表選手でもある馬淵かの子氏からの誘いを受け、JSS宝塚のコーチに就任します。
そこで当時小学5年生の寺内健さんと出会い、指導を続け寺内選手を1996年のアトランタオリンピックに出場させました。
来日から10年後の1998年に日本に帰化し、JSS宝塚でお世話になった馬淵氏の姓をもらって馬淵嵩英(まぶち すうえい)として、日本代表ヘッドコーチを12年間努められました。
そして、現在はJSS宝塚で指導を続けながら、日本代表の強化コーチとして「翼JAPAN」(日本飛び込み選手団の愛称)の指導をされています。
今回女子高飛び込みで、女子選手としては東京オリンピック「内定第1号」となった荒井祭里選手は所属クラブでも直接指導する立場です。
また他には、女子で世界唯一の109C(前宙返り4回転半抱え型)を持つ板橋美波選手もオリンピックの有力候補として指導されています。
Happy Olympic Day!!
東京オリンピックまであと少し!!
来年の選考会に向けて頑張ります💪 pic.twitter.com/0CCNlHo6p0— 板橋美波 Minami ITAHASHI (@Minamiitahashi) June 23, 2019
馬淵コーチの指導は厳しいことで有名で、過去のインタビュー記事では、高板飛び込みの場合10メートルの高さから飛び込むため、その恐怖心を克服させるために、
「コーチはもっと怖い、跳んだほうがましだと思わせる。そうやって恐怖に負けない心をつくるのです」
と答えておられます。
ただ、荒井祭里選手と抱き合って喜んでる写真を拝見すると、優しい雰囲気が漂っていますね。
馬淵崇英コーチは瀬戸大也の妻馬淵優佳の父親
水泳に興味がある方はご存じの方も多いと思いますが、馬淵嵩英コーチは、競泳の瀬戸大也選手の奥様の馬淵優佳さん(25歳)のお父様です。
競泳五輪金メダルの瀬戸大也選手は埼玉出身で、小6の時にスイミングクラブのパンフに載ってた兵庫の女の子に一目惚れしたんだが、11年後に結婚した飛び込み選手の馬淵優佳さんがそのパンフの子だった…ってドラマチックがすぎるし、2人が織姫彦星なら泳いで天の川渡って 飛び込みで出迎えそうな夫婦。 pic.twitter.com/L9J3vbcLmD
— 茉莉花べにこ (@beniko71) July 7, 2019
競泳リオ五輪銅メダリストの瀬戸大也選手と奥様の優佳さん。この日は、瀬戸選手の地元で旬の苺🍓に舌鼓。
明日への鋭気を養う束の間のオフでした😋#競泳 #swimming #diving #フジテレビ #グラジオラスの轍 #アキレアの橋#瀬戸大也 #馬淵優佳 #ひーろーず pic.twitter.com/uWaKIJJ6xN— 公式『グラジオラスの轍』 (@gladiolus_1) February 5, 2018
美人アスリートして有名だった馬淵優佳さんは、馬淵嵩英コーチの次女、3人姉妹の真ん中のようです。
馬淵優佳さんも中学生からお父さんの指導の下、2008年の日本選手権で、辰巳楓佳選手とのシンクロで高飛び込みと、3メートル飛び込みで2冠を達成。
2009年、日本選手権の3メートル板飛び込みで2位、東アジア大会(香港)では同種目で銅メダルを獲得。
2012年にはインターハイの板飛び込みで3連覇を果たしました。
そして、2017年5月24日に瀬戸大也選手と入籍したことを公表し、その年の11月28日に引退を発表。
2018年6月26日に待望の第一子となる女児を出産。
したがって、馬淵嵩英コーチもプライベートでは優しいおじい様なんでしょうね。
まとめ
今回は2020年東京オリンピックの女子出場第1号となった荒井祭里選手のコーチである馬淵嵩英コーチについてお届けしました。
今後もオリンピックに向けて、ハードなトレーニングの毎日だと思いますが、オリンピックで是非とも好成績を残してほしいと思います。
頑張れ、「翼JAPAN」!