PM2.5の2019年の飛散時期はいつまで?ピークはGW明け?原因や対策も | CONSENT

PM2.5の2019年の飛散時期はいつまで?ピークはGW明け?原因や対策も

生活
pixel2013 / Pixabay
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毎年春先から梅雨の時期にかけては、何かと体調不良に悩まされる季節ですよね。

スギやヒノキによる花粉症や、大気汚染が原因のPM2.5の健康への影響も気になるところです。

特にPM2.5については、各地方自治体によって全国700カ所以上で常に監視していて、注意喚起が行なわれています。

そこで今回は、「PM2.5の2019年の飛散時期はいつまで?ピークはGW明け?原因や対策も」というタイトルで、PM2.5についての情報をご紹介していきます。

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PM2.5とは何?その発生原因は?

PM2.5とはどういうもの?

PM2.5とは、「微小粒子状物質」と呼ばれ、大気中に浮遊する小さな粒子の中で、粒子の大きさが2.5μm(1μmは1mmの千分の1)以下の粒子で、髪の毛の太さの1/30程度の非常に小さな粒子のことです。

そのため、呼吸をする時に肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系への影響に加え、循環器系への影響が心配されます。

PM2.5の成分は炭素成分、硝酸塩、ケイ素、アルミニュウムなどのが含まれていて、季節や気象条件によってその成分が変化します。

PM2.5の発生原因は?


出典:尼崎市公式ページ

発生の発生原因は、工場のばい煙や車の排気ガス等の排出物が空気中で化学反応して発生する人為起源のものと、火山の噴火や森林火災、黄砂等による自然起源のものとがあります。

日本で観測される主なPM2.5の多くが、中国大陸から偏西風に乗って飛んでくるものなので、中国国内の工場のばい煙や急速に増加した車の排気ガスによって発生していると言えますね。

PM2.5の2019年の飛散時期はいつまで?

大阪市内の大気汚染状況(PM2.5含む)について
出典:大阪市公式ページ

これは大阪市が発表している大気汚染の月別のPM2.5の濃度を表したグラフですが、最新の平成30年のデータを見ても、2月から5月のゴールデンウィーク明けごろまでが一番のピークになっています。

2019年も昨年の実績から見ると、やはりゴールデンウィーク明けまでは注意が必要だと言えますね。

夏場に向かっては減少傾向にありますが、年間を通してPM2.5がなくなることはありませんので、注意は怠らないようにしましょう。

環境省が全国の大気汚染状況について、24時間情報提供している「そらまめ君」というサイトがありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:そらまめ君

PM2.5の対策は?

環境省では、都道府県などの自治体が住民に対して注意喚起をするための「暫定的な指針となる値」を「1日平均値70μg/m3(マイクログラムパー立方メートル)」と定めています。これは、PM2.5濃度がこれを超えると健康影響が生じる可能性が高くなると考えられる濃度水準です。

出典:政府広報オンライン

PM2.5の濃度が高くなり、注意喚起が出された場合に取る対策としては、

■屋外いる場合
・長時間の運動を避ける。
・マスクを着用する。

最近はコンビニでもPM2.5対応のマスクが販売されていますので、いつでも使えるように準備しておくことが大切です。

マスクを購入する際は、なるべく顔の大きさに合ったマスクを選ぶようにしてくださいね。

空気が漏れてしまうと意味がなくなります!

また、外出から帰った時は必ず手洗い、うがいをしましょう!

■室内にいる場合
・不要な外出は控える。
・外気が入らないように、なるべく窓の開閉や換気を控える。

室内ではPM2.5対応の空気清浄機を使うのもおすすめです!

まとめ

今回は、「PM2.5の2019年の飛散時期はいつまで?ピークはGW明け?原因や対策も」という内容で、お伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?

偏西風に乗って多くは中国からやってくるPM2.5ですが、最近は減少傾向にあります。

とは言え、まだまだ「これで安全!」と言えるほど減少したわけではありません。

5月のゴールデンウィークを過ぎた頃からは少しは安心できますので、それまでは十分注意して過ごしましょう!

 

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